ブランコ作業の歴史は事故の歴史とも言えます。

昨年最後のブランコ作業墜落事故のニュースです。

 

【ビル窓清掃中に転落、81歳男性死亡】(大阪)

 

30日午前9時半ごろ、大阪市西区江戸堀の路上で、

男性が倒れているのを通行人が見つけ、110番しました。

 

男性は道路脇の4階建てビルで窓の清掃作業をしていた

兵庫県伊丹市鈴原町の自営業、秦重人さん(81)で、

搬送先の病院で約2時間後に死亡が確認されました。

 

大阪府警西署は作業中に転落したとみて詳しい原因を調べています。

同署によると、秦さんはこの日、ビル屋上からロープでつるした板の上に乗り、

一人で窓の清掃作業をしていました。

 

屋上側に結束させていたロープの一部が外れたような形跡があるといい、

同署は秦さんが結束の外れた衝撃でバランスを崩し、

転落した可能性もあるとみています。

 

昨年1月1日より、労働安全規則が法改正され、

ロープ高所作業の特別教育が義務付けられましたが、

全国のロープ作業技術者の教育修了者は20%にも満たないといいます。

 

そして、そんな法改正があったことすら知らないという方も多いようです。

 

毎日が危険な作業に現場の技術者は、

命の神経をすり減らし、疲れ、一瞬の油断が生まれます。

 

現場技術者はもとより、

発注する元請け会社や現場管理者は事故を起こさないための、

正しい訓練や最新の技術や安全費用に力を入れるべきです。

 

次回は「時系列で辿る 事故直前30分に何が起きたのか?」を検証します。