危険を予測するプロの五感。

 

謹んで新年のお慶びを申し上げます。

毎度ご利用をいただきましてありがとうございます。

一年の安全の計画は元旦にありと勝手に決めつけ元日より

身を引き締めなければならない年となりました。

 

安全宣言、安全教育、安全管理の徹底などが多く叫ばれ安全運動を展開した昨年、

一昨年でしたがビルメンのロープ高所作業中での墜落死傷事故が後を絶ちません。

 

2018年1月13日にも、東京・台東区のマンションで、

60代の作業員の男性が宙づりになり搬送先の病院で死亡する事故がありました。

 

http://www.news24.jp/articles/2018/01/13/07382866.html

 

労働安全衛生規則が改正され、特別教育が義務化され、

安全運動が展開されたにも拘らずロープ高所作業の墜落死傷事故は、

ついに二桁に達してしましました。

毎月のように発生し増えてゆく墜落事故。

これは何を物語るのでしょう。

これは我々業界に何の警鐘なのでしょうか。

そして我々には何が欠落しているのでしょうか。

 

新年の抱負より、技術革新より、未来設計より、

まず自分たちの命を守る最善の方法を現場の技術者が

自ら守る術を初心に帰って学ばなければなりません。

 

現場の技術者にはロープ高所作業の現場で体得した

危険を察知する28の五感センサーがあります。

 

例えば、

]上の通行人の安全誘導は確保されているか。

安全帯等安全装備は完全に装着されているか。

ロープ吊元・養生・ランヤード・落下防止措置に見落としはないか。

け水落滴防止はなされているか。・・・・・・

ロープ下降速度は違反していないか。・・・・

乾瓮ぅ鵐蹇璽廚切れた際のセルフレスキュー技術はマスターしているか。・・・・

㉕建物エレベーターを利用する際に装着器具は体の中に抱えているか。・・・

㉘緊急事態に遭遇した際の救命救急講習教育は受講しているか。

などがロープ高所作業に従事するプロたちが磨き続けている現場での五感です。

このうちの一つでも欠けたり忘れたりすると墜落事故につながります。

 

いよいよ2018年からビルメンのロープ高所作業も

安全帯はフルボデイハーネス型に義務化されます。

さらに、第13次の「労働災害防止計画」案もまとめられました。

欧米に10年遅れている日本のロープ高所作業の安全教育・安全管理に

危険の警鐘を今年1年鳴らし続ける決意を元旦の計といたしました。

 

どうぞ本年もロープ高所作業の現場で

日々奮闘されている皆様が安全に笑顔で

毎日帰宅されることをお祈り申し上げます。

 

FURAKOKOYA店長 宮田 晋